弊社は、福島県が公募する「地域復興実用化開発等促進事業費補助金」に、引き続き申請しておりました。
この度、県の審査を受け、平成30年度 地域復興実用化開発等促進事業費補助金(継続分)が正式に採択されました。

事業名は「無線通信制御方式改善による電池寿命延命化の実証」となり、
今年度は「無線通信機をドローンに搭載する」といった構想を提案致しました。

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《なぜドローン?》
無線通信機器をドローンに搭載し、人の立ち入りが困難な場所にドローンを飛ばすことでデータ収集を可能にするという構想です。
提案のターゲットとしては、エネルギー分野:風力発電機の保守メンテナンスです。
今後、風力発電施設がいわき市内に多数建設されます。その際、保守メンテナンス作業が問題になります。
そもそも発電施設は山間部にあり、人の出入りが大変です。さらに、風力発電機のプロペラ点検など、高所での作業が多くなるため安全確保が重要になってきます。そのメンテナンス作業の補助ツールとして弊社の事業を利用できないか提案致しました。

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今年3月には弊社社屋にてドローンのデモ飛行を行い、ドローンのどこに無線通信機器を設置するかを検討しました。
本件のとりまとめの中心となった開発メンバーをはじめ、認定支援のために全面的なバックアップをいただいた関係者の皆様に感謝申し上げると共に、本件がバックスの主力製品の一つとして展開できるよう精進してまいります。

広報委員 鈴木